歩道橋を歩いていると気になる人も多いと思われる阪神百貨店の東側の工事。これは、大阪神ビルディング建て替え工事になります。
この大阪神ビルディング建て替え工事は、南西側にある新阪急ビルの建て替え工事とセットになっていて、「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の新築工事として、2015年7月より着工している状態です。
「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」とは?
「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」では、現在の阪神百貨店の入居する大阪神ビルディングと隣接の新阪急ビルを取り壊し、新たなビルを新築します。この二つの新築ビルは、空中デッキで繋がります。
新築されるビルは、高さ約190m、地上38階建てのビルとなり、百貨店や大型オフィスゾーンとして使用されます。また施設としてカンファレンスゾーンや、スカイロビー、屋上広場なども整備される予定です。
そして、「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」は、株式会社日本政策投資銀行より、省エネ・防災・地域への貢献性や利便性の高い評価を受け、5ツ星のプラン認証(施工前の開発計画への認証)を取得しています。
全体の完成は2022年春の予定。阪神百貨店の開業は2021年秋を目処にしています。
※[追記] 2018年4月、完成する両ビルの総称が「大阪梅田ツインタワーズ」となることが公式に発表されました。
東側より撮影。写真右が大阪神ビルの東側建て替え工事。写真左側が新阪急ビルの建て替え工事。両ビルは道路を跨ぐ空中回廊でつながる予定です。というか既にデッキはできているようですが。
阪神百貨店の建て替えは東と西で2期方式
阪神百貨店の入居する大阪神ビルディングの建て替え工事は、
Ⅰ期工事 大阪神ビルディングの東側(阪神百貨店の東側)~2018年春予定
※[追記] 2018年6月1日「大阪梅田ツインタワーズ サウス」として開業しました。
Ⅱ期工事 大阪神ビルディングの西側(阪神百貨店の西側)2018年春~予定
に分かれています。
現在、Ⅰ期工事中で東側を新築工事中ですので、これが終わると今度は現在営業している阪神百貨店の西側の解体&新築工事がはじまるということですね。
なお、阪神百貨店の北側の地下通路も拡幅工事中です。
ビル工事の標示関係は、建物の東側にありますね。建設施工は竹中工務店が主導しているようです。
ところで、この阪神百貨店の入居するビル名の「大阪神ビルディング」は、「大阪・神ビルディング」ではなく「大・阪神ビルディング」という読みと思われます。住所地は、大阪市梅田1丁目1番地とまさに梅田の神住所になりますが。
新しく完成したビルの名称はまだ決まっていませんが、もしかしたら、梅田の「神」のようなビルが完成するかもしれませんね。
完成予定の2022年春はまだまだ先になっちゃいますが、非常に楽しみではあります(*゚▽゚*)/。
※【追記:2018.4】
2018年4月 阪神百貨店の建て替え工事第一期が、予定通り完了したようです。特徴的な外壁の建築物になっていますね。
※【追記:2018.6】
2018年6月1日、オープンした阪神梅田本店の第一期棟(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)と旧阪神梅田本店ビルの並びの写真(撮影2018/6/1)。第二期工事では、西側の旧ビルの建て替えとなり、地上38階建ての「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」が2022年の春に完成予定だそうです。両ビルを合わせての総称が「大阪梅田ツインタワーズ」。大阪駅南側の顔になることは間違いなさそうですね。
関連記事:2018年6月1日 阪神梅田本店、建て替え第一期棟オープン!https://umeda-burabura.com/article/hanshin-umeda-honten-renewal2018/
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